花咲かGタンク・クリーナーは、鉄製燃料タンクの内部に発生した錆の除去とあらたな錆の発生を抑える防錆 2つの働きを1本で行います。
1ℓ入り 5,500円(税込み)
①
火気に注意して燃料タンクから燃料を燃料保管容器に移し替え、車体から燃料を取り外して下さい。
②-1
燃料コック、キャップ、燃料ゲージ、ポンプ等、全ての付属パーツを取り外して下さい。
②-2
イスの脚用保護キャップやホースバンド等を応用し、燃料コック等が取り付けられていた穴をセン(蓋)で塞ぎます。
③
周囲への液漏れを防ぐため、衣装ケース等で受け皿を用意するといいでしょう。
また、漏れ出た処理液にタンクが浸からないよう、一段高くするといいでしょう。
④
タンク内部の油分を除去するため、中性洗剤で洗浄します。
花咲かGマルチ・クリーナーの使用もおすすめです。
⑤-1
水、または40~50℃のお湯お湯で最大20倍にうすめ、処理液を作る。
水の代わりに40~50℃のお湯を使うとより効果的です。
【熱湯・熱風厳禁】
急激な熱膨張によりタンクの変形や塗装を傷めます。
⑤-2
燃料タンクに直接お湯やタンク・クリーナーの原液を投入する方法は厳禁。
必ずポリバケツ等で処理液を作るようにして下さい。
⑥
うすめた液のうち、1ℓを花咲かGタンク・クリーナーの入っていた空容器にとり分ける。
※後の工程(⑪)で防錆効果を強める為のリンスとして使用します。
⑦
うすめ液を燃料タンクに注入する。
※タンク内に気泡があるとタンク上面の処理ができません。
タンクを揺すり気泡が無いようにして処理液で満タンにして下さい。
⑧
処理液で燃料タンク内部を満たし、静置する。
※液は冬場でも蒸発し、減少します。
必ず足し水をして満タン状態を保って下さい。
⑨
サビが解けた状態になったらセン(蓋)を外して液を抜く。
※この処理液は再利用が可能です。
布でサビや汚れをこして、灯油を入れるポリ容器に保管するといいでしょう。
※分離した固形物は、市区町村のゴミの処理方法に従って廃棄して下さい。
⑩
廃液後、水道の圧水を利用してタンク内のサビや汚れを洗い流す。
※サビ取りが不十分な場合は、再度処理液を戻し、⑦~⑩の作業を繰り返して下さい。
⑪
再度セン(蓋)をし、⑥でとり分けておいた1ℓの液をタンクに入れ、まんべんなく内面をぬらす。
⑫
セン(蓋)を外して、液を抜く。
そのまま乾かす。(水洗いはしない)
※タンクを立て掛けてしずくを1ヶ所に集め、布に吸わせると早く乾きます。
⑬
タンクに穴あきなど無いか、しっかりと安全を確認した後、車体に取り付けて下さい。
※サビ取り済みのタンクをすぐに使用しない場合は、防錆剤や油分を塗布して保護して下さい。
※処理後のタンク内は防錆効果のイブシ銀、または、薄墨を流したような金属地になります。
10倍にうすめたとき | 軽いサビ | 5時間以上 | ⇒ |
※最長でも 一週間以内 |
がんこなサビ | 12時間以上 | |||
20倍にうすめたとき | 軽いサビ | 10時間以上 | ||
がんこなサビ | 24時間以上 |
【例:20倍希釈 】
花咲かGタンク・クリーナー:水 = 1ℓ:19ℓ → 20倍の希釈液が20ℓ完成
★カサブタ状のサビが除去されるとサビ穴が露見することがあります。
(特に融雪剤や塩害によるサビはえぐるように深く進行しており、針でつついたようなサビ穴が隠れています。)
★サビにより浮いている塗装やメッキははがれます。再塗装や弱った塗装は傷めます。
★タンク外面の塗装やメッキに液がかからないよう、マスキングなどで保護して下さい。
★原液に沈殿物が生じることがありますが、性能に影響はありません。よく振ってご使用下さい。